動画編集ができるおすすめデスクトップパソコン3選|選び方やスペックの違い
近年では、YoutubeやInstagram、Tiktokなどにおいてさまざまな動画コンテンツがシェアを伸ばしています。そんな動画コンテンツを作るのに欠かせないのが動画編集の技術です。
動画編集ソフトウェアには多くの種類があり、低負荷な処理ならノートパソコンでも動画編集を行えます。しかし、プロレベルの動画編集が求められるほど、高負荷な処理にも耐えられるデスクトップパソコンが人気を集めているのも事実です。
この記事では、動画編集におすすめのパソコンスペックとは一体なにか、選び方やノート・デスクの違いなどについてご紹介します。弊社おすすめの動画編集向けパソコンもご紹介しますので、よろしければご覧ください。
目次
動画編集はノートパソコンとデスクトップどっちがおすすめ?
動画編集のおすすめパソコンを探している方の中には、ノートパソコン型とデスクトップ型の2つのどちらが良いのかお悩みの方もいます。良い仕事をするには、良い仕事道具が必要です。
動画編集用パソコンに一定のスペックを求めている場合は、それぞれの特徴を見極めることをおすすめします。
動画編集はデスクトップ型パソコンがおすすめ
結論から言うと、動画編集はデスクトップ型パソコンの方がおすすめです。デスクトップ型のパソコンは全体的な機能性に加えて、処理性能なども優れています。
また、拡張性も優れているため、自分が行いたい動画編集作業に応じてパソコンパーツの性能を微調整できる点もメリットです。モニターやマウスなど、デスク周りを含めて「落ち着いて自分好みの作業環境を整えたい」という方には、デスクトップパソコンでの作業をおすすめします。
-
デスクトップパソコンのメリット
- 性能比ではコスパに優れている
- 拡張性が高い
- 冷却/排熱性能が良い
-
デスクトップパソコンのデメリット
- 持ち運べない
- 周辺機器(モニター・マウス・キーボード等)が必要
ノートパソコンもメリットがある
動画編集にはデスクトップパソコンがおすすめと述べたものの、「ノートパソコンは動画編集ができない」という訳でもありません。ノートパソコン型にも優れたスペックを持つ製品があり、低負荷な処理を行える動画編集ソフトも存在します
とはいえ同性能でコスト面を比較すると、動画編集のできる高性能モデルはデスクトップ型パソコンの方が価格が安く収まる傾向にあります。好きな場所で作業ができるメリットを活かせるなら、動画編集用としてノートパソコンを選ぶのもおすすめです。
-
ノートパソコンのメリット
- 好きな場所で作業ができる
- 持ち運びやすい(携行性に優れている)
- 一体型のためひとつで作業できる
-
ノートパソコンのデメリット
- 排熱性能が良くはない
- 性能比だとコスパが良くない
性能を求めて動画編集用パソコンを探している場合は、デスクトップ型パソコンがおすすめです。ノートパソコンは各パーツを小型化するなどの企業努力から、性能比較をするとコスト面がどうしても高くなってしまう傾向にあります。
同レベルの動画編集ができるスペックを比較したとき、デスクトップ型パソコンの方が価格を抑えて購入しやすいでしょう。
デスクトップ型を活かすには周辺機器を揃える必要があります。言い換えれば、デスクトップ型はそれぞれを好みにカスタマイズできます。
ノートパソコンはモニター・キーボード・マウス(タッチパッド)が一体型になっている点がメリットですが、動画編集で特に重要な4Kモニターなど一部作業空間を構築すると、”持ち運び”というメリットを活かしづらくなる場合も。結局はデスクトップ型の作業空間に落ち着く方も少なくありません。
ノートパソコンを活用するときは、専用スタンドを購入するのもおすすめです。快適なデスク環境を整えやすいデスクトップ型とは違って、ノートパソコンは見下ろし姿勢による肩こりや姿勢の悪化、ストレートネックなどの原因になってしまう可能性があります。ノートパソコン用のスタンドを活用すれば、それらの症状を軽減して快適な作業環境を構築しやすくなります。
動画編集用パソコンにおすすめのスペック
動画編集用にパソコンを探している場合は、スペックを見極めることが重要です。結論からいうと、動画編集用パソコンは使う予定のソフトウェアに合わせた選定をおすすめします。
動画編集ソフトウェアを快適に動かせるかどうかで、動画編集用パソコンとしての真価が決まります。
代表的な動画編集ソフト
- EDIUS
- Adobe Premiere Pro
- AviUtl
- VideoStudio
- PowerDirector 365
- Final Cut Pro など
動画編集ソフトウェアにはさまざまな種類があり、ものによって要求されるスペックが異なるのも事実です。場合によっては、グラフィックボードなど一部パーツがなくても使用できるソフトウェアもあります。
前述の通り、「動画編集にどのようなソフトウェアを使うか」で見分けると良いでしょう。
加えて、4Kなど高画質の動画編集を行う場合は高スペックのパソコン&モニター選定がおすすめです。作業の快適さや処理スピードに直結するため、高スペックのパソコンほど動画編集がやりやすくなります。
ここでは、動画編集用パソコンにおすすめのスペックとして、それぞれのパーツを解説します。
CPU
CPUはすべての処理において重要な役割を持つパーツです。代表的なCPUは「Intel Core iシリーズ」と「AMD Ryzenシリーズ」ですが、世代・性能によってそれぞれ能力が異なります。
一昔前に比べると、現在ではエントリーモデルでも動画編集のできるソフトウェアが登場しているため、性能を突き詰める必要はありません。なかでも、動画編集に用いるCPUはCore i7、Ryzen 7シリーズのスペックがあれば十分とも言われています。
とはいえ、「動画編集をサクサク快適に行いたい」という場合は、できるかぎり高性能のCPUを搭載することをおすすめします。その際は搭載コア数やマルチスレッドなど細かい部分をチェックするのもポイントですが、具体的な性能差が分からないとお悩みの方も少なくないでしょう。
その際は、CPUの性能の見分け方として、世代の違いをチェックすることをおすすめします。
CPUの名前を見れば、世代の違いを把握できます。たとえば、Intel Core i5、Core i7といったi◯の数字はグレードを表しており、基本的には数値が高いモデルほど性能に優れています。
「Core i9>Core i7>Core i5>Core i3」
動画編集用のパソコンとしては、基本的にCore i5 以上の性能が求められるでしょう。
それに加えて、先頭4〜5桁の先頭数字を見て判別する世代の見分け方があります。
Core i i7-8700なら第8世代。Core i7-9700Kなら第9世代という仕組みです。なお、第10第世代〜12世代も登場しているため、今後は5桁のCPUも増えると推測されます。「4桁は先頭の1文字、5桁は先頭の2文字」を見て判断しましょう。
世代が若いほど全体的な性能に優れており、高性能なCPUを探しているときは「グレード・世代」の2点を重視することがポイントです。AMD Ryzenシリーズも同じく、Ryzen 5、Ryzen7がグレードを表し、その後の世代数値で性能差を識別できます。
また、各CPUには末尾にKやTなどの英字が追加されているモデルがあります。無印は標準状態で、末尾Kはオーバークロック(安定性を犠牲に処理速度を引き上げる)が可能です。
ほかに、省電力モデルの末尾Tや、内蔵グラフィックスを無効化した末尾Fなどがあります。似たようなものとして、Ryzenにも末尾Xなどいくつかの性能差を表す英字があります。
CPUだけでも簡単な動画編集はできるとお伝えしたものの、末尾FのCPUは内蔵グラフィックスが無効化されているため、3D映像を扱う動画編集は難しい点に注意しましょう。その場合はグラフィックボードなどを別途搭載する必要があります。
末尾のアルファベットによって性能が異なるため、購入前に性能を比較することがベストです。
CPUには内蔵グラフィックスと呼ばれるチップが含まれているモデルも多く、高性能CPUならそれひとつで映像出力に対応できます。
メモリ
動画編集用パソコンはメモリの搭載量を増やすことをおすすめします。一般的なブラウジングではそこまでメモリ容量を使用しませんが、動画編集などCPUの性能を最大限発揮させるには、メモリに余裕をもたせておく必要があります。
言い換えれば、CPUの性能に合わせたメモリの選定が重要です。「メモリバンド幅(帯域幅)」と呼ばれる仕組みによって、CPUやメモリごとに相性があるため、自作で動画編集パソコンを作るときはそれらも注意しておきましょう。
もちろん、「PCショップASP」ではCPUごとに合わせたメモリを選別しているため、帯域幅等の性能・相性の心配はございません。
一般的には、フルHD動画編集なら16GBほど、4Kの動画編集では32GBほどあれば十分だとされています。プロフェッショナル向けの動画編集用パソコンでは、128GBなどより大容量のメモリを搭載したパソコンも登場しています。
メモリ容量が優れていると、動画編集におけるレンダリングやエンコードの処理時間を短縮できます。
ストレージ(HDD・SSD)
動画編集用パソコンでは、大容量ストレージの搭載がおすすめです。大容量のストレージなら、4Kや8Kなど高画質の動画も大容量を保存・動画編集できます。動画編集ではストレージ容量を多量に使うため、動画編集用モデルのパソコンを購入するときは容量に目を向けましょう。
そんなストレージには、HDDとSSDの2種類があります。
-
「SSD」
- データの読み取り/書き込み速度が速い
- パソコンやソフトの起動速度が速くなる
- 衝撃によるデータ破損のリスクを抑えられる
-
「HDD」
- 容量に比べて価格が安い
- 大量の動画も管理しやすくなる
- HDDは衝撃に弱いため持ち運び等には不便
- 動画編集でデータ保管も兼ねるならHDDがおすすめ
基本的な性能を比較したとき、ほとんど上位互換とも言えるのがSSDの存在です。物理的なディスクを回転させてデータを読み書きするHDDに比べると、衝撃によってデータを破損するリスクも抑えられるメリットがあります。
ただし、「すべての動画データをSSDで管理する」と、その分コストが高くなってしまいます。一昔前に比べるとSSDの価格は安くなってきたものの、HDDに比べると容量比が高価なのも事実です。
そのため、OSや動画編集ソフトウェアなど基本的なものはSSDを活用し、大容量の動画管理などはHDDに保存する、などハイブリッドで運用するケースが多くなっています。
「PCIe3.0 × NVMe接続」「SATA3.0接続」などの接続方法によって、SSDの性能を最大限引き出せるかが変わります。
基本的には、SSDはNVMeを使って接続すると性能を最大限引き出すことが可能です。NVMe接続では、転送速度の理論値が40Gbps。SATA3.0接続では、転送速度の理論値が6Gbpsと圧倒的な差があります。
転送速度の性能は、パソコンや動画編集ソフトにも影響します。動画編集ソフトの起動からエンコードまで、作業効率を向上させたい場合はストレージの転送速度(読み込み速度)に注目するのもポイントです。「読み込み速度」の面では、SSDに軍配が上がります。
大事なソフトウェアやOSはSSDにインストール、動画管理はHDDで行うハイブリット運用が人気を集めています。デスクトップ型パソコンなら、動画の管理で足りなくなったストレージ増設も簡単に行えるためおすすめです。
グラフィックボード
プロ向けの動画編集用パソコンなら、高品質なグラフィックボードの搭載がおすすめです。美麗な映像出力にはグラフィックボードが欠かせません。4Kモニターに4K動画を出力する場合、CPUだけで出力することは難しいでしょう。
そのようなとき、グラフィックボードを搭載していると、高画質や美麗な映像表現も簡単に行えます。
とはいえ、「すべての動画編集用ソフトウェアでグラフィックボードが必要か」と言われるとそうでもありません。簡単な動画編集ソフトウェアなら、グラフィックボードが搭載されていないパソコンでも作業を行えます。
グラフィックボードはレンダリングの高速化やプレビュー画面の表示などに役立ちますが、かならずしも高性能なパーツが必要という訳でもありませんので、目的に合わせてスペックを搭載しましょう。
また、動画編集用にパソコンを購入するときは、グラボの種類に目を向けてみるのもポイントです。
-
「OpenGL」
- 動画編集に用いられるソフトの多くに採用されている技術規格
- 最適化されたGPUの代表例は「Quadro」など
-
「DirectX」
- 3Dゲームを始め多くのeスポーツゲームに利用されている技術規格
- 最適化されたGPUの代表例は「GeForce」や「Radeon」など
ただし、近年ではQuadroシリーズからGeForce RTXシリーズに移り変わりつつあります。たとえば「Adobe Premiere Pro」では、「NVIDIA GeForce RTX 2060」や「NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti」も必要システム構成としてあげられています。
動画編集用パソコンでグラボ選びにお悩みの場合は、幅広いシーンに応用できるGeForce RTXシリーズがおすすめです。
GPUは「NVIDIA GeForce」と「AMD Radeon」の2種類が主流です。NVIDIA GeForceでは、以下のような法則性を持っています。
「GeForce RTX 2080 Ti」
RTXーリアルタイム レイ トレーシングに対応している映像出力用の高性能GPUで、「GTX」という非対応モデルもあります。
2080ー上2桁はシリーズや世代を表し、高いほど基本的な性能に優れています。
2080ー下2桁はシリーズや世代における性能差を表します。高いほど性能に優れており、xx50〜60はミドルクラス、xx70以上はハイクラスに近い性能を持ちます。
Tiー末尾TiはTitanium(チタン)の略で、通常版より高性能。上位モデルとちょうど中間あたりの性能を持ちます。ほかに、SUPERなどの末尾も存在し、基本的には無印よりも性能がアップしたモデルを表します。
「Radeon RX590」
Rーシリーズの世代を表しており、基本的には「R>HD>X>無印」の順で性能に優れています。
Xーグレードを表しており、「X>9>7」のように数字が高い順で性能に優れています。
5ー世代を表しており、「RX Vega>RX 500>RX 400」のように数が大きいほど新世代であることを表します。
90ー同シリーズにおける性能比で、50〜90まで10刻みで表され、数字が高いほど高性能です。
弊社ではパーツ1つひとつの相性をチェックして、動画編集用パソコンとしての性能を最大限に引き出しつつ、作業をサクサク行えるGPUを採用しています。弊社にお任せいただければ、アマチュアからプロ向けまで幅広いユーザーニーズを満たした完成スペックで商品をお届けいたします。
動画編集用パソコンのほとんどはグラフィックボードを搭載しており、快適な動画編集作業をお求めならほぼ必須のパーツです。
動画編集におすすめのデスクトップパソコン
動画編集用のパソコンを購入するならデスクトップ型がおすすめです。ここでは、半BTOでパソコンを提供している弊社より、動画編集におすすめのデスクトップパソコンをご紹介します。
EDITMAN
弊ショップが扱う商品の中でも、特にプロクリエイター向けの動画編集パソコンとしておすすめなのがEDITMANです。「口コミだけで500台以上の販売」の実績を持ち、超高負荷な動画編集も快適に行えるよう各パーツを精査・搭載しています。大容量のストレージも搭載できるため、さまざまな動画の管理・編集が可能です。
製品名 | EDITMAN |
---|---|
OS | Windows10 Pro 64bit OEM |
CPU | intel Core i9 11900K 3.5GHz(最大5.3GHz) 8コア/16スレッド対応 |
グラフィック | NVIDIA RTX3090 GDDR6X 24GB |
メモリ | Corsair製 VENGEANCE DDR4 128GB (32GB×4) |
SSD | WD製Black 1TB M.2 NVMe SSD(読み込み最大:7,000Mbps 書き込み最大:5,300Mbps) |
HDD(オプション) | 4TB(WD Black クリエイティブプロ) |
電源 | Corsair製 1000W 80PLUS GOLD |
マザーボード | ASUS製 Z590チップセット搭載 ROGシリーズ |
CPUクーラー | DeepCool製 ASASIN3 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
LAN | ギガビットイーサネット対応LANポート搭載 |
サイズ(cm) | 50.7 x 21.4 x 48.9 cm |
GAMEMAN ALBA
一般的なパソコンとは違い、清潔さを醸し出す白いケースと内部の見えるサイドパネルを採用。さらに、内部のパーツも白いLEDと白いパーツで統一しているため、お部屋のインテリアに合わせやすいデザインです。性能面も妥協せず、デザイン性と搭載スペックの両方を突き詰めています。
製品名 | GAMEMAN ALBA |
---|---|
OS | Windows10 Home 64bit OEM |
CPU | AMD Ryzen7 5800X 3.8GHz ( 4.7GHz ) 8コア16スレッド対応 |
グラフィック | RTX3080版 ASUS製 ROG STRIX RTX3080 O10G WHITE-V2 または:RTX3060Ti版 玄人志向製 GK-RTX3060Ti-E8GB WHITE LHR |
メモリ | Corsair製 VENGEANCE RGB PRO DDR4 16GB (8GB×2) |
SSD | WD製Black 1TB NVMe SSD(読み込み最大:7,000Mbps 書き込み最大:5,300Mbps) |
電源 | Corsair製 750W 80PLUS GOLD |
マザーボード | ASUS製 ROG STRIX B550-A GAMING |
CPUクーラー | Deepcool製 AS500 PLUS WHITE |
光学ドライブ | 非搭載 |
LAN | 2.5Gbイーサネット対応LANポート |
サイズ(cm) | h45.6 x 46.1 x 21.5 ※足部・突起部含む |
Presence Cage
全面メッシュのケースに加えて、内部には強力な水冷式CPUクーラーを採用。排熱・静音性に優れており、高負荷な動画編集も静かに行えるパソコンとしておすすめです。一般的なフルタワー型に比べて2/3までサイズダウンしているにも関わらず、ハイエンドスペックを搭載しているため、快適な動画編集を行えます。
製品名 | Presence CAGE |
---|---|
OS | Windows10 Home 64bit OEM |
CPU | AMD Ryzen9 5950X 3.4GHz(4.9GHz) 16コア32スレッド対応 |
グラフィック | ASUS製 NVIDIA RTX3080 GDDR6X 10GB TUF GAMING(LHR) |
メモリ | Corsair製 VENGEANCE DDR4 32GB (16GB×2) ※オプションで64GBに増設可 |
SSD | WD製Black 1TB NVMe SSD(読み込み最大:7,000Mbps 書き込み最大:5,300Mbps) |
電源 | Corsair製 750W 80PLUS GOLD |
マザーボード | ASUS製 B550チップセット搭載ROGシリーズ |
CPUクーラー | Corsair製水冷クーラー iCUE H115i |
光学ドライブ | 非搭載 |
LAN | 2.5Gbイーサネット対応LANポート/WiFi 6 |
サイズ(cm) | w16.6 x d25.8※1 x h36.3※2※1背面突起部含む※2ゴム足高さ含む |
動画編集用パソコンを買うときの注意点
動画編集はデスクトップ型パソコンがおすすめですが、その一方ですべての製品が同じスペックを搭載している訳でもありません。なかには、満足の行く動画編集ができないモデルがあるのも事実です。
ここでは、動画編集用パソコンを買うときの注意点として、3つのポイントを解説します。
動画編集の内容に合わせてスペックを選ぶ
動画編集用パソコンとひとことで言っても、エントリーモデルからプロフェッショナル向けまで幅広いスペックが存在します。そのため、自分にあわせたスペックを選定することが大切です。
たとえば、Youtube動画のほとんどはHD画像なため、「Core i7」シリーズのCPUと「16GB」ほどのメモリがあれば動画編集を行えます。しかし、「あくまで動画編集を行える」程度で、高性能ソフトウェアを使った快適な動画編集が確約されるわけではありません。
「どの程度の作業ができるのか把握できない」とお困りの方は、デスクトップ型パソコンをおすすめします。デスクトップ型パソコンなら、あとあとパーツの交換や増築をしやすいため、スペック不足を解消しやすくなります。
グラフィックボードとソフトの相性
先述したとおり、動画編集用パソコンの中でもプロフェッショナル向けは「Quadro」などの業務用グラフィックボードを搭載しているモデルがあります。そんなQuadroは幅広い動画編集ソフトウェアを活用できますが、すべてのソフトウェアに最適化されているわけではありません。
最適化されていないパーツ・低スペックモデルで動画編集ソフトを操作すると、カクつきやコマ落ちなどの不具合を招いてしまう可能性も。一方で、個人でも活用しやすい「GeForce RTXシリーズ」に対応した動画編集ソフトウェアも登場しています。
「AviUtl」などの無料動画編集ソフトウェアの中には、グラフィックボードを搭載しなくても利用できるツールもあるため、利用目的にあわせたグラボの選定が大切です。
自分がどの動画編集ソフトウェアを使うのか、正式に対応しているグラフィックボードはなにか、それらを見極めた上で動画編集用パソコンの購入をおすすめします。
近年ではGeForce RTXシリーズなどに対応した動画編集ソフトウェアが多く、業務用グラフィックボード「Quadro」と同等の性能を発揮できるため、GeForce RTXが人気を集めています。
モニターの厳選
動画編集用パソコンを購入するとき、デスクトップ型・ノートパソコン型のどちらでも注目して欲しい点がモニターです。特にプロ向けでは色味が重要で、モニターの性能が悪いと施行中に見ている映像と、実物のクオリティが異なったものになってしまいます。
特に、ノートパソコンで動画編集を考えているときはモニター性能が大切です。ゲーミングPCなど一部はリフレッシュレートと呼ばれる”画面の切り替え回数”に特化しており、動画編集で大切な色調や色域をカバーできていないモデルもあります。
ゲーミングノートPCは動画編集にも活用できるハイスペックモデルが多いため、その際は動画編集用に別途モニターを購入して外部出力するなど、なんらかの工夫をおすすめします。
動画編集パソコンをお探しならPCショップASPへおまかせ!
弊社では、口コミだけで500台以上の販売実績を誇るパソコンモデル「EDITMAN」をはじめ、さまざまな半BTOパソコンを販売しています。プロのクリエイターさんにも納得頂けるモデルを組立・販売しており、「ひとつのパソコンで快適に動画編集を行いたい」という人にも自信を持っておすすめできます。
発送前にパーツごとの相性をこまかくチェックして、パソコンの運用トラブルが発生しないよう細心の注意を払っています。「初期不良期間」が設けられていないため、お届け後の性能チェックもありません。
他ではお求めになれないオンリーワンの製品として、動画編集用パソコンをお探しの方はぜひ弊ショップのモデルをご採用ください。
-
ゲームと動画編集を快適に行えるゲーミングPCをお探しの方におすすめのモデルはこちら!
Presence CAGE GAMEMAN ALBA -
プロ向けの動画編集PCをお探しの方におすすめのモデルはこちら!
EDITMAN
おすすめ商品
-
- Core i7
- RTX 3070
- RTX 3070Ti
- RTX 3080
- WiFi
最強のマシンを求める方へ。全てを極めた至高の小型ゲーミング・クリエイターPC。
-
プロフェッショナルGPU搭載モデル。最高の品質を求めるプロのクリエイターから本格的なデータ解析まで。
音響解析/画像解析/ゲノム解析/自然言語処理/流体シミュレーション/3Dモデリング/BIM/ドライブシミュレーター/量子化学計算 .etcに。 -
- Ryzen 5
- RTX 3060Ti
- 超極小
- WiFi
見た目と性能を極めた高性能コンパクトゲーミング・クリエイターPC
-
プロフェッショナルGPU搭載。コンパクトPCでクリエイティブ作業からディープラーニング・化学解析まで。
音響解析/画像解析/ゲノム解析/自然言語処理/流体シミュレーション/3Dモデリング/BIM/ドライブシミュレーター/量子化学計算 .etcに。 -
- Core i5
- RTX 3060
- ミニキューブ
- WiFi
小型で信頼できる高性能ゲーミング・クリエイターPC
-
- Ryzen 5
- RTX 3060Ti
- 超極小
- WiFi
見た目と性能を極めた高性能コンパクトゲーミング・クリエイターPC
-
- Ryzen 5
- RTX 3060Ti
- 超極小
- WiFi
見た目と性能を極めた高性能コンパクトゲーミング・クリエイターPC